頑張ることを手放せない私たちへ
- Tomoko abe
- 6 日前
- 読了時間: 2分
先日、ある方がおっしゃいました。
「とにかくしんどいんです。あちこち痛いんです。」
病院を受診し、お薬も飲んでいる。
それでも思うように改善しない。
そんなお話でした。
もちろん、必要な医療やお薬は大切です。
ですが時々、
「症状を抑えること」
が目的になっていて、
「どうしたら健康になれるだろう?」
という視点が置き去りになってしまうことがあります。
アーユルヴェーダでは、病気だけを見るのではなく、その人の生活習慣や考え方、生き方まで含めて見ていきます。
なぜなら、体の不調は突然現れるのではなく、日々の積み重ねの結果として現れることが多いからです。
そんなことを考えていた時、ふと思い出したことがあります。
体は限界なのに、
「大変ですね。頑張ってください」
と言われると、少し嬉しくなることはないでしょうか。
実は私にも心当たりがあります。
頑張っている自分に価値を感じている時、
「もっと休んでください」
と言われるより、
「頑張っていますね」
と言われる方が嬉しく感じることがあります。
でも、その時の体はどうでしょう。
本当は休みたいと言っているのに、
心だけが前へ前へと進もうとしているのかもしれません。
人は知らない幸せよりも、慣れ親しんだ苦しみを選んでしまうことがあります。
変わった方が楽になると分かっている。
手放した方が軽くなると分かっている。
それでも怖くて動けない。
私自身にもそんな経験があります。
「あ、今ここではまっているな」
そう気づく瞬間があります。
頑張ること。
我慢すること。
責任を背負うこと。
それが当たり前になっていると、他の選択肢が見えなくなってしまうことがあります。
アーユルヴェーダは、自分を変えるための学びというより、自分に気づくための智慧だと私は感じています。
無理に変わろうとしなくてもいい。

まずは、
「私は何を握りしめているんだろう?」
「なぜそれを手放せないんだろう?」
そんなふうに自分を観察してみることから始めてみませんか。
気づくことができた時、人は初めて新しい選択肢を見ることができます。
整えることは、その後でも遅くありません。



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