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アーユルヴェーダ 日本式簡単レシピ 1

今日の記事はアーユルヴェーダ健康講座を受講された受講生様からのリクエストで、

アーユルヴェーダのおすすめレシピを体質別・シチュエーション別にご紹介します!!

 

  レシピ紹介の前に

 

アーユルヴェーダの食に関する基本的な考え方を少しお話しします。

アーユルヴェーダ(インドの伝統医療)では食はとてもカテゴリーです。

 

我々の身体は食べたものでできている、と考えます。

 

「身体に良い」とされる食材であっても全ての人に合うわけではないのです。

みなさん、生まれ持った体質があってその時の体調・気分などで変調があるし

たとえ親子、兄弟であっても同じものを食べても太りやすい人もいれば、どれだけ食べても太りにくい、というような事もあります。

 

これが生まれ持った体質(消化力、体力、考え方、行動パターン等)の違いです。

アーユルヴェーダの食事法を取り入れようと思って調べてみたら、聞いた事もないスパイスや食材がズラズラでてきて「これ、どこで買えるの?」となってしまう、というのはよく聞かれます。

まず、そこでハードルが高いなぁと感じてしまうと、何も始まりませんよね。

 

それで

「富山のスーパーで買える食材でできるアーユルヴェーダレシピ」というテーマで考えてみました^^


体質別の食事をより身近感じていただけるよう、ご紹介したいと思います。


 

 

  スパイスの活用法で広がるレシピ

アーユルヴェーダの料理に欠かせないのがスパイス!

スーパーでも手軽に手に入るものも増えてきていますよね。

いつものお料理にちょっとプラスするだけで体質に合ったレシピに変身できます!

 

 

『おすすめのスパイス一覧』

それぞれのドーシャ(体質)が過剰になった時にバランスさせてくれるスパイスです

 

ヴァータ・・・コショウ・コリアンダー・クミン・フェンネル・生姜・ターメリックなど

 

ピッタ・・・グローブ・コリアンダー・生姜・ターメリックなど

 

カパ・・・コショウ・カルダモン・チリコショウ・シナモン・グローブ・コリアンダー

クミン・フェンネル・生姜・ターメリックなど

 

 

 

温野菜

大根・人参・かぼちゃ・さつまいも・インゲン・レンコン:ゴボウなどお好きな野菜を炒める(火が通りにくいものは下茹でしてもOK・もしくは火の通りをよくするため小さめに切る)味付けは、塩・コショウ・コリアンダー・クミン・最後にオリーブオイルをかける。お好みで細かくしたナッツ類(種子も含む)をかけると食感も楽しくなる。


肉じゃが

コリアンダーやグローブ・ターメリックを入れるとインド風に変身。

 

ナス焼・厚揚げ焼き

日本では一味唐辛子をかけて食することが多いですが、いろんなスパイスを普段の食事に加えることで薬膳的な使い方もできます。

 

梅干し

日本のスーパーフード梅干しは体内のエネルギー代謝を活性化させると同時に疲れの原因となる乳酸を分解して体外へ放出するため疲労回復に効果があります。一日一粒は食べてほしいです。そのままで食してもOK。カツオ節と梅干し(細かくたたく)を混ぜ合わせて冷奴にトッピング。白湯に梅干しと塩昆布を加えて梅昆布茶。

 

焼きそば

いつもの味付けにガラムマサラをいれるとエスニック風。

 

ハンバーグ

ハンバーグをこねるときにガラムマサラを入れます。肉の臭みを消し美味しく頂けます

 

★ワンポイント★

生野菜は体を冷やします。サラダではなくスープなどにして温かいものに。(午前中は特に体を冷やします)




「調理の仕方で作用が激変!大根アレンジ」

大根は生で食べるとピッタ(火)のエネルギーをバランスさせてくれます。熱くなって炎症を起こしやすい火のエネルギーを鎮静します。

しかし、ヴァータやカパの「冷える」エネルギーを増悪させるので食べ方に注意しましょう。


生でさっぱりいただく、

また火を通して温かいお料理としていただくための大根丸ごとアレンジのご紹介です。

 

 

・上部の葉先は細かく刻んでごま油で炒める。(皮や切れ端を刻み入れても良し)塩少々・みそ・一味・砂糖もしくは味醂で味付け。(スパイスを入れても合います)

 

・上部が甘いので煮物やサイコロ切りにしてピクルス


・下部の方は辛味があるので拍子切りで浅漬け

(コリアンダー(パクチー)を少し入れるとさわやかな風味)

 

・皮や切れ端などはなるべく同じサイズで揃えて(箸でつまみ易いように)きんぴらを作る。

 

 

『大根、茗荷、ねぎ、どれも相性が良い』

すりおろした大根は薬味として使う。(冷しゃぶ・焼き魚)

丸々一本すりおろして、茹でた里芋と出汁醬油で和える。

 





いかがでしかか?参考になれば幸いです。

体質別や季節、こんな時はどんなメニューしたら良いか? などもご紹介したいなぁと思います。


 
 
 

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