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晩秋からの過ごし方

 いよいよ秋も深まってまいりました。この時期は、日中の気温差に加え空気の乾燥が本格化します。エヤコンや暖房器具を使う頻度が高くなることで更に空気が乾燥し、乾燥肌や体調を崩す原因にもなっています。

アーユルヴェーダおける乾燥肌対策は、オイルを使ったセルフマッサージと内側からは水分補給とバランスのとれた食事、心身のリラックスの組み合わせが基本となります。

 

【オイルマッサージ】

セルフマッサージで使うセサミオイルは、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、ミネラルや良質のたんぱく質を大量に含みます。

抗菌作用が高いため抗酸化成分が豊富で、細胞の酸化を防ぎ老化防止になります。血行促進、筋肉疲労の軽減、冷え性改善にも役立ち、体内の不要なものを排出してくれます。

 

【水分補給】

お水を沸騰させて、沸騰により水にエネルギーが加わり、浸透率が高まり、体内への吸収と排出がスムーズに行なわれます。朝一番に温かい白湯、もしくは常温のお水を飲むことで、寝ている間の水分不足を補い、腸の働きを刺激してスムーズな排泄も促します。日中もこまめに少量ずつ飲むことで胃腸に負担はかかりません。

 

【バランスのとれた食事】

冬の季節はアーユルヴェーダ的には健康維持を行っていく上で最適な季節であると言われています。体内における消化や新陳代謝が盛んになるこの季節に本来なら消化には時間がかかる食べ物(さつまいも・かぼちゃ・お米・乳製品など)ですが、アグニが強い時期にはきちんと消化できるのでいつもよりは食べたても大丈夫です(食べ過ぎはNG)。

消化力を最優先にして、季節にあった食材や調理法、温かい食事を中心にして、食べ過ぎず、腹八分目を心がけましょう。

6つの味覚(甘味・酸味・塩味・辛味・渋味・苦味)を意識して毎回の食事をバランスよくとることで満足感が得られ、栄養の偏りを防ぎます。

楽しく美味しくいただきましょう(^^♪🍙

 

【心身のリラックス】

セルフマッサージや白湯、バランスの取れた食事、ヨーガと呼吸法、規則正しい生活習慣を送ることは心身の安定につながります。

アーユルヴェーダでは健康のために毎日適度な運動をすることを勧めています。適度な運動の目安は、鼻の頭や額にうっすらと汗をかく、心拍数が心地よく上がる、喉が渇くといわれています。この運動量も季節によって変化します。カラダが冷えている冬や初春は、汗をかき始めるまでにも時間がかかります。つまり、運動も少し強めのものや、いつもより長く行っても大丈夫ということです。自分に合った適度な運動量を心がけて冬の季節を楽しんでくださいね♪

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