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乾燥する秋から冬へ

















アーユルヴェーダ富山セラピスト協会の内山です。

今回の記事は秋から冬にかけて季節の移り変わりと共に

私たちの身体に起こりやすい変化をアーユルヴェーダの視点からお届けします。


日本には四季がありますね。

この季節の流れは静かに、しかしながら力強く私たちの心身に影響を及ぼしています。

目に見える変化、見えない変化、様々な形で存在します。


冬にはカファ(水+地のエネルギー)が蓄積されますが、日本では秋から冬にかけて乾燥し、気温が下がり、大気が動きます。

したがって、この時期は特にヴァータ(風+水のエネルギー)の乱れに気をつけて生活することが大切です。


季節の変動の中で日本のような湿った地域ではヴァータの出番はあまりないように見えます。


しかし、ヴァータは『ドーシャの王』※だとも言われ極端なカファやピッタ体質でない限り、ヴァータへの注意はいつも気にかけていた方がいいと思います。


※ドーシャ・・・アーユルヴェーダでは私たちは生まれつき3つの生命エネルギー(ヴァータ:水、ピッタ:火、カファ:地)を持つと考えられています。



冬は寒く、エネルギーの不足しやすい季節です。

したがって食事面で意識したいのが、一般に高カロリーで温かく多少の脂肪分を含むもの、

たとえば肉、魚、マメ類などが勧められます。

乾燥したものやあまり軽い食事は冬には向きません。


冬に増えやすいカファのエネルギーを増長するような食事の量(満腹になるまで食べる)、運動不足や寝過ぎにならないように意識して日常生活を見直してみると、秋・冬を快適に過ごせます。

さらにこの冬の過ごし方を気をつけて行くことで来春の体調面、精神面にも影響があります。

冬の間にカファのエネルギーが溜まり過ぎると、春になった時にアレルギー反応として表面化します。春にアレルギー反応がでやすい方は特に気をつけてみてくださいね。

 
 
 

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